今までに3台のキャンピングトレーラーを乗り継いで来て、それぞれ紹介してきましたが、比較してみたいと思います。
今まで乗り継いできたキャンピングトレーラーは以下の通り
※写真は全て左から 390PS/455UF/495UFe で並んでます。
牽引免許不要の小型キャンピングトレーラーから中型キャンピングトレーラーの比較となります。
レイアウト
売れ筋のレイアウトと言うだけあり、使い勝手抜群のレイアウト。
3台とも、基本的には同じレイアウト。
この6年間、色々とお店など見て回ったり、友人のキャンピングピングトレーラーを見せてもらったりしてきましたが、自分の使い方、室内での動線を考えると、今のレイアウトがとても使い勝手が良いです。
私自身、一人で引いていくこと、家族で引いていくことがメインで使っておりますが、何家族かがそれぞれのスタイルで現地集合で集まることも多いです。そんなこともあり友達が室内に出入りする事があるため室内入ってすぐにベッドとか、私が寝てたら入りづらいとか考えてしまいます。
キッチン
水をコンロからシンクに流せるので掃除が楽ちん。コンロとシンクが繋がっているキッチンがおすすめです。
今引いている495UFeにはクッカーフード(換気扇)が、はじめて付いたのですが、料理の際にはもちろん、お湯を沸かす際など、窓を開ける必要がなくなり、雨降りなどでもとても楽になりました。
また、全てに共通して言えるのが、シンクが小さい事。コツが必要ではありますが、なんとかなります。キャンプ時は、水の問題もありますので、キャンプ場の炊事場を使わせて頂くことが多いです。
ベッド
睡眠スペースとしては、ダブルサイズがあるので必要十分!
腰痛持ちの私としては、もう少し硬めがいいのですが、ぎりぎりそのまま使えます。しかし、2ピースに分かれているマットは真ん中で寝ることができません。真ん中の割れ目に落ちて、ベットマットに挟まって寝ていた事が何度もありました。
リビングのベッドに関しては、私自身使ったことがないので使用感をお伝えできないのですが、背もたれマットが台形で座面マットよりも分厚いので、娘曰く「凸凹感が気になる」と言ってましたが、ベッド展開する際、背もたれマットを頭側。座席マットをテーブル上の腰側に使うといい感じになるそうです。最初の頃私もやっていたのですが、多く見るのはテーブルを下ろしたところに、背もたれマットをはめる感じでベッド展開していたのですが、今の展開方法を娘が発見しました。一手間増えますが、快適に寝られた方がいいですもんね。また、455UFよりも495UFeになってからマットが硬くなり寝やすくなったそうです。
リビング・ダイニング
一人で使うとき、家族で使うときはもちろん、2家族までで使うには必要十分。
455UFの際に、補助椅子などを使い一度に大人8人が入ったことがありますが、かなりギュウギュウです。使えないことはないですが。
390PSは補助椅子使っても大人4人が現実味あるでしょうか。
また、495UFeのテーブルですが、キッチンとのテーブルの間が狭くて出入りがかなり大変です。なので私は、家具職人さんに角を切り落としてもらいました。今は快適そのもの。この改造も後日書かせていただきます。
トイレ
正直小型キャンピングトレーラーより、455UF、495UFeの方が快適な空間となります。大型キャンピングトレーラーはもっと快適でしょうが。実際、バスタブ付いてるアメリカ系のキャンピングトレーラーを見た事もありますが。
とは言っても390PSに、はじめって乗ったときは、狭いながらにもそれなりに使えましたし、使ってました。
また、カセット式トイレは、私自身、自宅の玄関横にある汚水枡で処理することが多いのですが、汚物を見ることもないですし、トイレタンク内に入れる溶剤のおかげで臭いもさほどしませんので、そんなにも苦痛てはありません。
ただ、全部に言えることですが、トイレの座面が海外の方に合わせているのか日本人には高いように感じます。いつかやろう!と思ってて快適改造を忘れてしまっていることなのですが、スノコとか敷いたらどうかな?と考えてます。今年こそ!チャレンジしてみます。
外装
外装に付いているものは、ほぼ変わりありません。ただ、新しいモデルの方がデザインが良く見えるのは私だけでしょうか?
大きく違う部分は、灯火類がLEDに変わり、ウインカーはオプションではありますがシーケンシャルウインカーとなり、時代にあった装備に変わっています。また、グレードによる高級感アップも。
今引いている495UFeのドアノブ位置が不安定で、ドアが閉まらないことがよくある反面、ノブを上に上げるだけで鍵がかかるのでとても便利です。
また、455UFの出入り口ドアを開けた時、または出入り口ドアを網戸で使っているときは、ドアとリビングの窓がぶつかるためリビングの窓を開くことができません。リビング窓を開けている時には出入り口のドア開閉にも注意が必要です。結果、私は出入り口側のリビング窓を開けることはありませんでした。まっ、北海道で使用する際は、基本的には天窓の開閉が一番多く窓を滅多に開けないというのもありますが。
牽引した際の後方視界
390PSの小型キャンピングトレーラーでも後方は全く見えません。
それぞれの車幅は次の通り
390PS:207cm
455UF:230cm
495UFe:230cm
390PSは牽引車とほぼ同じ車幅とはなり、他の2台よりもまだ見えますが、直接の目視はかなり厳しい状況です。私の運転技術では、やはりバックカメラが必要です。一般道路もそうですが、特に高速道路で後方が見えない事がとても不安です。
また、250cmという大型キャンピングトレーラーもありますが、迫力もあり、見た目も良いので乗ってみたいのですが、現状何の不便もないので、これ以上の大型キャンピングトレーラーは、今のところ望んではおりません。が、しかし、魔が差すときが来るのでしょうか。
まとめ
友人等、家族以外の人も出入りするので、入ってすぐにリビングとキッチンがあるのが使いやすい。
今までの乗り換えは結果的にどんどんと大きくなってきてますが、私の場合455UFサイズで十分です。
どんな脇道でも入って行ける限界のサイズかな。と思っています。実際、一昨年495UFeを引いて一ヶ月間東北を回ってきましたが、北海道とは違い道路がかなり狭かったり、入り組んでいたり、アップダウンが激しかったりしてましたが、あまり苦痛を感じませんでした。
また、キャンピングトレーラーの一番の良さは、現地に着いて宿泊地が決まれば、キャンピングトレーラーを切り離し、牽引車のみで自由に動き回れること。観光や買い出しは小回りの効く牽引車で動き回る!
実際、道内出張の際に使うこともありますが、お客様のところへは、さすがにキャンピングトレーラーを引いてはいけませんし、キャンピングカーだとしても気が引ける気がします。その点、キャンピングトレーラーは、いつもと同じく牽引車のみでお客様のところへも行けます。
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