7月に入り北海道もめちゃくちゃ暑いです。
6月は大丈夫か?ってくらい寒かったのですが、7月に入り一気に気温が上がりました!
キャンプ本番!
北海道では、夏は夏の遊びを急いでやらないと、あっという間に秋になり冬になる。
今を逃すと来年まで持ち越しです。
今月もキャンプの計画目白押しです!時間作ってどんどん行きたいと思います!!
トーイングモード(牽引モード)の存在
と、前置きが長くなりましたが、ヨーロッパ車には元々「トーイングモード」が存在します。
トーイングモードとは、車のコンピュータが牽引していることを認識して牽引に適した状態になることです。
聞くところによるとヨーロッパ車には、最初から備わっていることが多いようです。実際に自身でやったことがあるわけでは無いので確信は持てませんが。
私がヒッチメンバーをつけたことのある車は2台あるのですが、2台ともアウディです。
1台目はA4アバント。2台目はA 6アバント。
両車共に「トーイングモード」が存在しており、本国では、純正でヒッチメンバーも存在してます。
トーイングモードで出来ること
今では無くてはならない機能。トーイングモード。
トーイングモードで出来ることは以下の通りです。
○トラクションコントロール
これが最大の特徴かと思います。以前、私の不注意で高速道路での走行中、トンネルから出た瞬間に横風でスネーキングが発生したことが一度だけあります。そんな時は「アクセルを踏んで牽引車でトレーラーを引っ張りスネーキングを止める!」と友人から聞いていたので、怖かったですが、アクセルを全開に踏みました。しかしです。意に反してESPの警告灯と共に回転数が落ちました。「終わった!」と思いましたが、何事もなくスネーキングが止まりました。大袈裟でもなんでもなく、その時の恐怖といったらこの世のものではありません。命拾いした!と思いました。4輪トラクションコントロール!すごいです。
○アイドリングストップ停止
牽引車とキャンピングトレーラーをコネクターで接続した場合、サブバッテリー及び冷蔵庫への給電が行われています。そんなこともあり、トーイングモード時はアイドリングストップ機能が停止して、信号で止まってもエンジンが止まることがなくなります。
○コーナーセンサー切り替え
シフトをバックギアに入れた際、後方のコーナーセンサーが切れ、前方のみのコーナーセンサーになります。トーイングモードがなければ、バックギアに入れるとトレーラーを引いていますので後方センサーが鳴りっぱなしになります。牽引中にバックする際、ヘッド車を振ってバックすることがあり、前方センサーを頼りにバックすることも多いので、トーイングモードはとても助かります。
○サイドアシスト停止
走行中に追い越しされる際、横に車が並ばれた際など、死角の車両確認にとても役に立つのですが、トーイングモード時は機能しません。仕方ないですが残念。
○キャンピングトレーラーへの電源供給コントロール
エンジンを停止すると、キャンピングトレーラーへの電源供給がストップします。トーイングモードが無くメインバッテリーを直接繋いでいると、宿泊先に到着するたびにバッテリーが上がりますので、コネクターを抜かなくてはいけません。トーイングモードがあれば接続したままです。
※私が知る限りでは、こんな機能なのですが、他にご存知の方がおられましたら教えてください。
トーイングモードへの切り替え
自動で切り替わりますので、やることはありません。
けん引車とキャンピングトレーラーを接続する際に13ピンコネクターを接続しますが、コネクターを接続するだけで自動的に切り替わります。
トーイングモード機能の有効化作業
トーイングモードを有効にするためには相当な知識が必要です。
※並行輸入車には、そのままでも有効になっているかとは思いますが、日本正規ディーラーの日本仕様になった場合、トーイングモードが無効化された状態で輸入されるようです。
私自身、1台目にヒッチメンバーを付けた際、友人の車屋さんにお願いしたのですが、エラー消去作業をそのまた友人がしてくれたらしく、そこで初めて知りました。
しかし、予想もしなかったトラブルがあり、3ヶ月ほど車に乗ることが出来なくなったという事態が発生しました。その当時は、キャンピングトレーラーに乗りたくてトレーラーを買った訳でもなかったですし、キャンピングトレーラーを買ったばかりで乗り方すらわからなかったですし、けん引車付きの状態で買っていることもあり、車に乗れなかったとしてもそんなに困る事でもなかったのですが。その時の代車がジープのラングラーでもあり楽しかったし。
しかし、そんなトラブルもありましたが待った甲斐がありました。今ではトーイングモードは無くてはならない存在!
AUDI A4 Avant トーイングモードの有効化
A4 アバントのトーイングモードの有効化は、テスターでプログラムの一部を書き換えるだけで出来ます。
しかしです。前項で書いたトラブルというのが、A4アバントはコンピュータの書き換えだけで「トーイングモード」を有効化出来るのですが、間違ったところを書き換えてしまったようで、エンジンすらかからなくなり、本国からプログラムを取り寄せて書き込んだそうで、3ヶ月という時間がかかりました。
AUDI A6 Avant トーイングモードの有効化
<<< 2022/10/10 誤り訂正 >>>
A6アバントのトーイングモードの有効化について誤りがありましたので、訂正させていただきます。
A6アバントのトーイングモドの有効化は、[「プログラムの書き換え」と「サブコンピュータの取り付け」で行います。]
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A6 アバントのトーイングモードの有効化は、[サブコンピュータの取り付けで行いました。]
A6 アバントのヒッチメンバーの取り付けは、ディーラーで行ったのですが、実はディーラーでもトーイングモードの存在を知りませんでした。
購入時に「ヒッチメンバーを付けて『トーイングモード』に出来るのであれば乗り換える」との約束で乗り換えたのですが、当初はトーイングモードなしの状態で。しかも、常時電源なし、冷蔵庫電源なし。での納車。
営業マンが勘違いしていたようですが、話が違う!となり、調べて初めてトーイングモードが存在すること知ったようです。
トーイングモードの有効化をするまでに1年ほどかかりましたが、結局は、外注さんの車工場で作業していることがわかり、ディーラーさんからも直接やり取りしてもらえますか?とのことで、現在は外注さんとやり取りさせていただいてます。
ただ。。。純正のヒッチメンバーでは無いのでエラーが出たままです。1ヶ所センサーコネクターが空いていたので、トライしてくれましたが、エラーが全く消えず。
最初からわかっていれば、純正で全て揃えたのに。。。と、外注さんのお言葉。
しかし、今では、とても心強い親切に対応いただける工場となっています。
まとめ
キャンピングトレーラーを引く際、一番の恐怖はスネーキング。
乗り方がわからなかった時に、下り坂でスピードが出ていることにも気が付かず、ぼぉ〜っと乗ってました。そんな時に運悪くトンネル出口。トンネル出た瞬間の横風で一気にスネーキングです。恐ろしかったです。
今は、高速道路に乗った際には、必ずクルーズコントロールで80キロです。
時効として欲しいのですが。。。牽引時の制限速度が80キロって、スネーキング事件の後に知りました。
制限速度さえ守れば、スネーキングを起こすことなどありません。
保険の意味でのトーイングモードではありますが、こんな経験をするととても心強いトーイングモードです。
皆様!安全運転を心がけましょう!
安全運転で、楽しいキャンピングトレーラーライフを楽しみましょう!
って、重たいヘッド車で引いたらトーイングモードは必要ないのかも?
友人のランクル(ラウンドクルザー)は、引っ張っていることを忘れるくらい、引いていない時と何も変わらない状態で走ります。
しかし、私はアウディで頑張ります。もう13万キロ走ってますけど。
コメント
ごっくんべあー 様
大変興味深くブログを拝見いたしました。
私も札幌在住の515UHLで家族で旅を楽しんでいる一人です。
現在はアメ車での牽引がメインですが、ヘッド車をQ7に変えようと検討している際に
このブログにたどり着きました。ディーラー担当者にトーイングモード・純正ヒッチの件を確認したところ、何も知らず・・・
大変恐縮ですが、ブログ内の業者さんを教えて戴けますでしょうか?
コメントありがとうございます。
昇降式のベッドタイプですね!
実物を見たことが無いのですが、使い方ではいかがでしょうか。
で、本題ですが。
そうなのです。知っている方って本当にとても少ないです。知っていたとしてもメカニックのごく一部かと思われます。
そもそも、保証対象外となる事もあるかとは思いますが。
ご紹介して良いのか、業者さんに確認してメールさせていただきますね。少々お待ちください。
此方こそ、早速のご対応有難う御座います。
そうです、昇降式のタイプです。
当方、6人家族なので消去法でそうせざる負えなく・・・
使い勝手は抜群です。
ベットを降ろして使用するとダイネット部分は使えなくなりますが、
寝る時だけなのでと、割りきっています。
gmailよりメールさせていただいております。