キャンピングトレーラーのバック

トレーラーの乗り方

キャンピングトレーラーのバックは、最初は気合一発!

最初のキャンピングトレーラーの購入を考える際に、バックが一番の難題!と考える方が多いのではないでしょうか?

私の場合、正直な話「気合一発」だけでした。免許持ってるし!なんとかなるだろう!?と。しかし、そうは言っても結果は無惨。理屈はわかっているつもりでもどうにもなりませんでした。

キャンピングトレーラのバックの基本

実はとても簡単!とにかく慣れるしかない!

牽引車のみの場合、

右にバックしたいときは時計回り。

左にバックしたいときは反時計回り。

これはみなさんご存知の通り。

キャンピングトレーラーを牽引した場合は逆!

右にトレーラーを折りたい時には、反時計回り。

左にトレーラーを折りたい時には、時計回り。

となります。

そこで、上の図を見て欲しいのですが、

牽引車のみの場合は、上の印の部分を行きたい方向へ。

トレーラーを牽引している場合は、下の印の部分を行きたい方向へ。

これだけなのです。

また、バックする前の前進している間にバックしたい方向へ牽引車を折っておきハンドルを真っ直ぐにしておくと、バックした瞬間から曲がりたい方向へトレーラーが勝手に向かっていってくれます。あとは、微調整するだけですので、とてもおすすめの方法です。

なお、牽引車とキャンピングトレーラーをヒッチメンバーで連結してますが、イメージ的に連結している部分を曲がりたい方向へ折って、曲がりたい方向へバックする。そんな感じで私は捉えてます。

私の練習方法

キャンピングトレーラのバックは練習あるのみ!

私は、仕事でトラックトレーラーを運転している友人がおり、大きな駐車場で教えてもらうところから始まりました。

そして、練習方法として、実車での練習もそうですが、ラジコントレーラーでの練習を進められ、すぐに購入し時間があればラジコンで練習です。

このラジコンでの練習が、なんと!とても効果絶大です。おすすめです!ぜひ皆さんもやってみてください。

キャンピングトレーラーのバックの注意点

牽引時のバックは、とにかく視界が悪い。

前進する分には、牽引車の自車にキャンピングトレーラーが付いて来るので、まだいいのですが、バック時の視界はかなり悪いので慣れるまでは大変かもしれません。

私の場合、バックミラーをデジタルインナーミラーに変更し、牽引時はトレーラー後方に切り替わりますので、トレーラー後方の確認ができます。後方の確認が出来る安心感を考えると必要装備です。(バックモニターをつけるまでは、誰かに見てもらったり、自分で何度も見に行ったりと大変でしたのでおすすめのアイテムです。)なお、キャンピングトレーラーの多くはトラックトレーラーとは違い牽引車とトレーラーを90度折ることができません。なので、牽引車とトレーラーがぶつからない様にも注意する必要があります。私は折り過ぎて一度ぶつけました。

デジタルインナーミラー:後方確認

車バックモニター:トレーラーの折れ角の確認

サイドミラー:トレーラの折れてる方向を確認

目視:背伸びしたり、色々と体勢を変えて見える限り確認

また、コーナーセンサーにも注意が必要です。後ろにはキャンピングトレーラーがくっ付いていますので、後方センサーが付いている車だと鳴りっぱなしになるのではないでしょうか?私の車は13ピンコネクターを接続すると牽引車がトーイングモードに自動的に切り替わり、センサー関係は全てトレーラー牽引モードとなりますので、バック時には後方センサーが切れフロントのセンサーのみとなります。(トーイングモードは後日記載します

バック出来ない時の必殺技

出来ない!と思った時には、無理をせず切り離しして手で押す!

私は、何度かこの必殺技を使っております。

行き止まりの狭い道路だったり、敷地内に入ったわいいけど、切り返すことが全く出来なかったり。

現在の495UFeは、車両重量1,280キロに色々な荷物を積んでおりますので、1,500キロはあるかと思いますが、平なアスファルトであれば、切り離しして一人でクルリと方向転換が可能です。

※切り離す際は、傾斜等十分に気をつけましょう。慣れるまでは平らな場所で、周りを見てくれる人をいる状態で切り離しましょう。傾斜で動き出したら重さが重さなので人力ではどうにもなりません。くれぐれも事故には注意です!

必殺技中の必殺技!お金で解決!?

世の中にはムーバーと言われるキャンピングトレーラーをリモコンで動かすことの出来るシステムが存在します。高価ではありますが、諦めて最初からムーバーを使う!っていう方法もあります。

しかし、自力でバックした時の気持ち良さは最高ですよ!

まとめ

バックが一発で決まった時の爽快感が、この上なく最高です。

私が思うバックのコツは、前進して停止するまでに、曲がりたい方向へ牽引車を折ってハンドルを真っ直ぐにしておく!これが出来れば、その後が楽にキャンピングトレーラーが勝手に曲がりたい方向へ曲がり出してくれます。

実は、バックもそうですが、大きなトレーラーを引いて真っ直ぐ進むのも、交差点を曲がるだけでも気持ちがいいのです。

そして、なんといっても!トレーラーバックが決まった時には、とても気持ちが最高なのです!一度覚えて仕舞えば、一生使える技ですので、これを期にキャンピングトレーラーライフを一緒に楽しみませんか?

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