いつも何も考えず簡単に終わるので、全く気にもしてませんでしたが、どれくらいの時間で連結しているのか、時間が知りたくて動画で撮ってみました。
この動画はノーカットの時間になり、自分でもこんなにも早かったのか!?と、びっくりしました。
今回は、私が普段行っている連結の手順について説明をさせていただきます。
牽引車の準備
キャンピングトレーラー付近に牽引車を停めて、ドアなどを全開にし、これから作業しますよ!危ないので近寄らないで!アピールをしながら連結の準備をします。
○グローブの装着
たまに素手でやってしまうのですが、結構手が汚れます。そして、何よりも機械的な部分に直接触れることが多いので危険です。しっかりとグローブを装着しましょう。
私は、イボイボの滑り止めが付いている物よりもツルッとしたゴムタイプの方がお好みです。
○スワンネックの取り付け
車体側にはスワンネック取り付け部分にキャップが付いてます。このキャップを取ってから取り付けます。スワンネック取り付け部分は、スワンネックを差し込めるようになっており、キャップがないとゴミなどが入り取り付けできなくなる可能性がありますので、毎回必ず取り付けましょう。
キャンピングトレーラーの準備
キャンピングトレーラーのサイドブレーキは、連結がされるまでは下さない。これが鉄則です。斜面などで間違ってサイドブレーキを下ろした場合、勝手に走り出します。重さが重さなので、人の力ではどうにも出来なく、とても危険ですので、連結するまでは、下さない!これが鉄則です。
○ドローバーカバーの取り外し
以前にも小技で绍介しましたが、バックル付きのベルトを取り付けするととても楽ちんに作業ができますのでおすすめです!
○タイヤロックの取り外し
外し忘れると大変。キャンピングトレーラーが動きません。何度か忘れて引いてしまったことがありますが、私の牽引車では、全く引くことができません。無理やり引っ張ったら壊れること間違いありません。
○四隅のアウトリガー収納
キャンピングトレーラーを揺れから守るのに使われるものですが、人が室内に入る時にも使います。特に牽引車と切り離ししている際に、アウトリガーを出さない状態で中に人が乗ると間違いなく、頭が上がりウィリー状態となり危険です。以前にも書きましたが、ヨーロッパ系のキャンピングトレーラの場合、ヒッチメンバーへの荷重が70キロ〜80キロ程度で、大人一人分くらいの重さですので、前側を頑張れば持ち上げられるような重さになります。逆をいうと後ろ側に大人一人乗ると、簡単に前側が浮き上がります。私ので、総重量1.5トンほどありますが、そんな絶妙なバランスで保たれています。
連結作業
準備が完了したらいざ連結です!
○牽引車を動かし連結位置へ
車に付いているバックモニターを見ながら、ヒッチボールの真上にヒッチカプラーが来るように牽引車を動かします。カプラーは左右に首が振れますので、若干のずれは全く問題ありません。
また、牽引車の位置が決まったら牽引車のサイドブレーキを引きましょう。せっかく位置が決まってもパーキングに入れてブレーキを離した時に数センチ動く時があります。最悪もう一度やり直しとなりますので、牽引車のサイドブレーキもお忘れなく。
キャンピングトレーラーを押して、ヒッチボールの上までヒッチカプラーを移動する方もおられますが、キャンピングトレーラーを動かすとなると、サイドブレーキを下ろしますので、怖くてほぼやったことがありません。キャンピングトレーラーを停車している場所が水平で、かつ、平らなところ。そして、お手伝いをしてくれる方がいる。などの条件が整っている場合にのみでなければ非常に危険なのかと思います。
手で押す場合は、サイドブレーキにいつでも引ける状態で行う様に私はしています。
○ジャッキホイールダウン
ジャッキホイールを格納方向へ縮めて行くと、ヒッチボールがヒッチカプラーの中へと引き込まれて行くと思います。
○サイドブレーキを下ろす
大切な部分なので、細かく書きます。
ある程度カプラーの中にヒッチボールが入ったらサイドブレーキを下ろします。さらにヒッチボールがヒッチカプラーの中に引き込まれて行きます。
○ジャッキホイール格納
ジャッキホイールを完全に縮めて、ヒッチカプラーに付いているぽっちを確認します。
ぽっちが完全に出ていない時には、ヒッチボールが完全にヒッチカプラーの中に入っていませんので、キャンピングトレーラーの取っ手を使い、キャンピングトレーラーを揺さぶったらほぼ入るかと思います。
ぽっちが完全に出ていることを確認してからジャッキホイールを格納します。アドリアに乗っていた時には、走行中にジャッキホイールが落ちたことがあるのですが、ホビーになってからは一度も落ちたことはありません。
○ヒッチカプラーロック
hobbyに付いているヒッチカプラーは二重のロックになっている様です。ぽっちが出た時と手でロックをかけた時。
○コネクタの接続
13ピンコネクターは、差し込んだ後に1/4回転させ蓋で走行中に抜けないようにロックする様になってます。
まとめ
今回の動画では、敷地内での作業なので、スリッパで作業している他、最後に確認もせずに出発をしてますが、いざという時のために、身動きのしやすい状態で、確認もし過ぎて悪いことはありませんので、出発の前にはキャンピングトレーラーを一周するなど、しっかりと確認もするようにしましょう。
また、私がアメリカ系のキャンピングトレーラーを選択しない理由の一つに連結時間があります。ちょっとお買い物!とか、ちょっとお風呂!とか気軽にやっちゃいますけど、アメリカ系を持っている友人を見ているとそんな簡単ではないので、自分ではなかなか選択できません。慣れの問題なのかもしれませんが。
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